なんでもできる街の不動産屋の第一歩が売買仲介でした
profile
宮地 雄介
Miyaji Yusuke
株式会社スマイエ
小岩店 店長
平成24年入社
売買事業/Buying and Selling
売買部門責任者
お客様の人生の巻頭カラーページになる醍醐味
Q:スマイエの売買仲介業務とはどんなお仕事ですか?
夢のマイホームを建てるための土地を探されている方、学区内で中古マンションを探されている方、投資目的で利回りの高い収益物件を探されている方、相続物件のご売却を検討されている方など、スマイエに訪ねて来られるお客様の目的は様々なので、私たちの仕事はお客様ごとの目的をしっかりと把握し、その実現に向けて全力を尽くすことです。
具体的には、ご購入を検討されているお客様に対しては、ご希望条件を詳しく訊きとった上で物件の提案や案内を行い、気に入っていただければ買付を入れて諸条件を調整したのちご契約とローン審査へと進み、問題となっている点を1つ1つクリアした後に決済と引渡しを行います。
ご売却を検討されているお客様に対しては、まずは現地調査を実施してから査定書を作成し、売り出し価格が確定したのち購入希望者とのマッチングを行います。また、税理士、司法書士、測量会社などのご紹介や不動産売買に伴う税金対策についてのアドバイスなどもさせていただいております。
Q:売買仲介業務の仕事の面白さはどこにありますか?
お客様にとって不動産のご購入もしくはご売却は、人生のただの1ページではなく巻頭カラーのページとなります。そこで不動産会社の営業担当が担う配役が、重要なキーマンとなることは間違いないでしょう。キーマンとしての役目を果たさなければならないという責任感がある中で仕事をするのはプレッシャーですが、重圧があるからこそやりがいが大きく、仕事がうまくいった時には高い報酬を得ることができます。
また不動産は一つとして同じ商品が無く、お客様ごとにまったく違うストーリーとなるので、毎回新鮮な気持ちで仕事をすることが出来るのと、売買仲介を通じてさまざまな人たちと出会い、自分の世界観が広がっていくのもこの仕事の面白さだと思います。
登場人物全員が一丸となって、お引渡しの実現に向け協力し合い助け合う
Q:具体的な仕事のエピソードと、そこで実現したことを教えてください。
数年前に、建築基準法第43条の但し書き道路に面する相続案件の土地付き戸建ての仲介をしたときのことです。接道する30mほどのL字の私道は7筆から成っており、11名の共有名義。再建築可なのか再建築不可なのか。そして、法定相続人は5名で都内に住んでいる人はほとんどおらず、普段から連絡は取ってないと。これ、まとまるの!?というところからスタートしました。※ちょっと難しくて分からないですよね・・・汗
まずは、私道を所有されている11名一人一人にご挨拶をするところから。そして、調査のために現地と役所に何度も通い、途中で戸建て裏のアパートを解体しないと融資が下りないことが判明し、買主様の予算に合うよう狭い土地でも重機で解体してくれる解体業者を見つけ、弱気になってきた買主様と売主様を励ましながら、何とか引き渡しまで辿り着くことが出来ました。
本件に携わった、買主様、売主様、私道の所有者様、信用金庫様、保険会社様、司法書士様、解体業者様など、登場人物全員が一丸となって、お引渡の実現に向け協力し合い助け合った激動の4カ月でしたが、買主様、売主様双方からの「ありがとう」の言葉と笑顔ですべてが報われ、達成感は今でも心に残っています。
Q:スマイエに入社して感じていることはありますか?
私は、会社とは「箱」のようなものだと思っています。なので、自分がやりたい仕事をやるためには、内側から「箱」を大きくしていく必要があると思っています。スマイエは「箱」を大きくしていく人を育て、応援してくれる会社です。自分の持っているポテンシャルを、不動産取引というツールを通じて最大限に活かすためにも、いい意味で「箱」を使い倒し、自身の成長へと繋げ、収入UPも狙っていきたいと思っています。
Q:これから挑戦したいことを教えてください。
私の担当している小岩エリアは、大規模な駅前再開発が行われています。街は変わっていっています。お店も変わってきています。そこに住む人も変わってきています。不動産会社で働く者として、大きな変容を遂げようとしているこの小岩を盛り上げていくことが、私のやるべき責務だと思っています。